60代女性 上咽頭炎による上顎の違和感・痰のへばり付きの改善症例

主訴

去年の1月、鼻がつまり声が出なくなり、耳鼻科で蓄膿症と診断されました。
抗生物質を服用し鼻はすっきりしましたが、

  • 上顎に違和感
  • 痰のへばり付きを常に感じる

といった症状が残りました。

今年の5月、花粉症が終わる頃にこれらの症状が増悪。上顎の裏にヒリヒリと強い痛みを常に感じるようになり、夜もその痛さで目が覚めてしまうほどでした。

他の耳鼻科へ行くと上咽頭炎と診断されBスポットを行いましたが、あまりの痛みに治療が継続できず、他の方法を探している中で、上咽頭炎を専門としている当院のHPを見て来院されました。

症状の該当箇所のイラスト

施術内容と経過

1回目

  • 施術の写真
  • 施術の写真

上咽頭炎と関連の深い頚のコリに触れると圧痛(押すと痛いこと)がみられました。
この頚のコリを緩めるために、腕のツボに鍼施術を行いました。

2回目

前回から、上顎の裏にあったヒリヒリした痛みが消失しました。
痰のへばり付きも7割ほど軽減しました。 その後も施術を繰り返すと、痰のへばり付きがさらに軽減しました。

〜5回目

5回ほど施術を繰り返した結果、今まで感じていた症状はなくなりました。
調子が良好のため、施術を終了しました。

主に使用したツボ

項際R 横衝R 泉項R

考察

上咽頭炎と関連の深い頚のコリを取ることで、すぐさま症状が好転しました。
お客様ご自身も普段から頚が腫れていると感じており気にされていたとのことですが、症状がなくなるのに伴い、この腫れ感も消失しました。

このことから、頚のコリと上咽頭炎の症状に高い関連性があったと考えられます。

お困りの方はお気軽に当院へご相談ください。

はりきゅうルーム岳 代々木上原院