20代男性 上咽頭炎による後鼻漏・頭の重さ・浅い睡眠の改善症例

主訴

1年前、喉風邪を引いてから声がカスカスになり、喉と声の調子が戻らなくなりました。
その頃から、

  • 後鼻漏がある
  • 頭が重い
  • 睡眠が浅く疲れが取れにくい

といった症状も出てきました。

ネットで症状を調べたところ上咽頭炎かもしれないと思い、Bスポットを行っている耳鼻科を受診。
Bスポット治療を3~4ヶ月ほど続けた結果、声は出しやすくなりましたが、歌を歌ったり声を張り上げると喉が気になり、趣味のカラオケも楽しめないままでした。
また、後鼻漏や頭の重さ、睡眠の浅さといった症状も残りました。

このままの治療で良くなるのか不安になり、他の方法を探していたところ、職場から近く上咽頭炎を専門としている当院のHPを見て来院されました。

症状の該当箇所のイラスト

施術内容と経過

1回目

  • 施術の写真
  • 施術の写真

上咽頭炎のお客様に特徴的な頸(くび)のコリを緩めることを目的に鍼施術を行いました。

3回目

頭の重さが軽くなり、声の調子も少し良くなっている感じがありました。

〜11回目

7回目に後鼻漏を気にする時間が減り、さらに声を出しやすくなっていると、少しずつ改善しているのを実感できているとのことでした。

11回目には症状は9割方良くなり、睡眠も深くなり疲れも取れやすいのが実感できているとのことです。
喉の違和感もなくなり、カラオケに行って気持ちよく歌えているそうです。
現在も調子をみながら通院中です。

主に使用したツボ

上項R 泉項L 交山L

考察

上咽頭の部分に炎症が起こると、その部分で鼻水が多く作られます。
上咽頭に鼻水があることで、声が響かなくなり喉に違和感が出ることが多くあります。

また、上咽頭の部分は自律神経との関わりが強く、その影響で頭の重さや睡眠の障害が併せて出たのだと考えられます。

お困りの方はお気軽に当院へご相談ください。

はりきゅうルーム岳 代々木上原院