20代男性 慢性上咽頭炎による飲み会後の激しい喉の痛みの改善症例

主訴

2年前に扁桃炎を起こし、改善した後も喉の痛みが続きました。
耳鼻科へ行くが原因がわからず、いくつもの病院を受診しました。

1年後に慢性上咽頭炎と診断され、Bスポット療法を行いましたが、直後は喉の痛みは軽減するものの、すぐに痛みが戻ってしまいました。
特に飲み会の後や喋った後は喉に激痛が走り、翌日仕事に支障が出る状態でした。

1年通院するも改善が見られず、完治させる方法はないかとインターネットで慢性上咽頭炎について調べたところ、当院のHPで改善している方の声を見て来院されました。

症状の該当箇所のイラスト

施術内容と経過

1回目

  • 施術の写真
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上咽頭炎の方に特有の首のコリが見られました。
手のツボに鍼施術を行うことで首のコリが緩みました。

また後頭部近くの圧痛があったため、足のツボにも鍼施術を行いました。

5回目

5回目までは症状の変化は見られませんでしたが、その後から痛みを感じる日が減ったとのことでした。

8回目

日常的な痛みがさらに軽減しており、以前と比べると明らかに生活が楽になっていると実感されていました。

13回目

飲み会の後は時々喉が腫れたような感覚になることはあるものの、長く喋っても痛みはなく、調子の良い日が続いているとのことでした。

この頃から、少しずつお酒の量を減らし、施術を継続しました。

主に使用したツボ

中項R 泉頂R 天髎R

考察

上咽頭炎の悪化要因の1つとしてお酒があります。
お酒は体で熱を作りやすく、過剰に作られた熱が上咽頭炎付近の炎症を強くしてしまうと考えられます。

今回の症例では、鍼施術で炎症を抑えるとともに、日常生活で余分な熱を作らないようにする(お酒を控える)ことで上咽頭への負担が減り、症状が改善しました。

お困りの方はお気軽に当院へご相談ください。

上咽頭炎・後鼻漏について詳しくはこちら

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