50代女性 7年間続いた秋の喉の腫れ、鼻づまり、全身の不調の改善症例

主訴

7年前から、秋になると喉が腫れ、鼻がつまりやすくなる症状に悩まされていました。
首や肩の痛みも起こり、仕事以外の時は寝込むことも多くなっていました。
病院の検査では異常がなく、薬を服用しても改善が見られませんでした。

来院の3日前から喉が腫れぼったく、首や肩の痛みを感じていました。
例年であればどんどん症状が悪化してしまうため、「今年はこの時期を楽しく過ごしたい」と思い、「喉 治らない」で検索したところ当院のホームページを見つけました。

上咽頭炎の症状が類似している点が多く、「ここなら良くなるかもしれない」と考え、初めて鍼を受けてみようと来院されました。

症状の該当箇所のイラスト

施術内容と経過

1回目

  • 施術の写真
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上半身に熱がこもりやすくなっていると考えました。
首や肩を触診すると、熱の通り道を妨げているコリが見つかったため、コリを取り熱を循環させるルートを作るため背中と手に鍼をしました。

2回目

喉の腫れぼったさはあるものの、首や肩の痛みは軽減しました。
2回目以降は熱を循環させることと、内臓の調整を並行して行いました。

4回目

喉の腫れ、首や肩の痛みもなく快適に過ごせています。
その後も週1回の施術を続け、経過をみながら体の調子を整えていきました。

その結果、体調が良くなったため、7年ぶりに旅行へ行き、紅葉を見に行くことができたとのことでした。

主に使用したツボ

鎖白L 労甲L 基衝L

考察

上半身に熱がこもると、様々な症状を引き起こしやすくなります。
毎年秋の季節に症状が出ることから、夏の疲れの影響が出ているのだと考えられました。

エアコンや水分を多く含む食事などで体が冷え、首や肩のコリが出現し、熱の循環を妨げ上半身に熱がこもっていたことが原因であったと考察します。

お困りの方はお気軽に当院へご相談ください。

上咽頭炎・後鼻漏について詳しくはこちら

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