主訴
去年の冬に風邪を引き、治った後も喉の痛みが残り、耳鼻科で副鼻腔炎と診断されました。
薬を服用するも喉の痛みは変わらず、他にも
- 痰がへばりついた感じ
- 動悸
- 息苦しさ
が気になり、ネットで調べたところ上咽頭炎ではないかと考えました。
Bスポット療法を行っている病院で上咽頭炎と診断され、1年ほど通院。 最近はBスポット治療を行うと喉の痛みと痰の量が軽減するものの、日が経つと症状が悪化してしまう状態でした。
仕事中に痰が絡み息苦しいのが辛く、なんとか完治させる方法はないかと調べ、当院に来院されました。

施術内容と経過
1回目
上咽頭炎特有の首のコリが見られました。
また、息苦しさがあることから腹部の緊張も見られました。
首のコリと腹部の緊張の双方に関わる手のツボに鍼施術を行うことで、これらの緊張を緩めました。
施術直後から呼吸がしやすくなったとのことでした。
~3回目
痰がへばりついた感じが減っているのを実感できました。
〜9回目
息苦しさや動悸はなくなり、痰のへばりついた感じもほとんどなくなりました。
上咽頭の部分に、つまったような違和感がある程度まで改善しました。
~15回目
上咽頭の違和感はなくなり、日によって少し痰のへばりつきを感じる程度になりました。
その後、さらに症状が改善し、日常生活で症状を気にすることはなくなっています。
主に使用したツボ
上項R 呼谷R 基衝R
考察
上咽頭炎の原因の背景には、体内にこもった「熱」の問題が隠されていることがあります。
Bスポット療法では、この「熱」の問題を根本的に解決することが難しいため、時間が経つと症状が戻ってしまうことがあります。
根本的に解決するためには、上咽頭炎と関連の深い首のコリを繰り返し取り去ることで、体の「熱」を巡らせることが重要であると考えられます。
お困りの方はお気軽に当院へご相談ください。
お電話ありがとうございます、
はりきゅうルーム岳 代々木上原院でございます。