80代男性 突発性難聴が引き起こした重度の耳鳴りの改善症例

主訴

3月に左耳の突発性難聴を発症し、病院で薬を処方され服用しましたが、改善の兆しが見られませんでした。

6月中旬から耳にモーター音（ウー・キーン）が鳴り始め、音がうるさく生活が乱れ始めました。
夜は1時間おきに目を覚ますようになり、精神的におかしくなりそうな状態でした。
耳鳴りは1日に3～5回鳴り、鳴り始めると2～5時間続くという重度の状態でした。

耳鳴りをどうにか改善したいと、娘さんがインターネットで検索し、耳の症例が多い当院を見つけ来院されました。

内耳に血液を送るため、首や肩のコリを緩める施術を行いました。
睡眠が取れないことが回復の妨げになると考え、睡眠の改善も同時並行で行う方針を立てました。

週2回の施術を続けることで、耳鳴りの回数が減り、時間が少しずつ短くなっていきました。
睡眠の改善が見えにくいことから、精神的に不安定な状態に陥っていることを加味し、メンタル面の改善も考慮しました。

最終的に、「首肩こり」「メンタル面」「睡眠」の3つの施術方針を軸に施術を行いました。

施術を受けた時点では、耳鳴りは消失していました。
その後も通院ペースを開けながら施術を続けていますが、耳鳴りは消失したまま安定した生活を送れており、精神的にも安定しています。

耳衝L 精定L 安床L

耳鳴りにより睡眠が取れなくなり、精神的にも追い込まれていたため、負の連鎖から抜け出し、もとの生活を取り戻したいというご本人の気持ちが非常に強かったです。

また、耳鳴りが出る時間や体調の変化を細かくメモしてくださっていたこともあり、施術方針が立てやすかったことが早期改善に繋がった要因だと感じています。

お困りの方はお気軽に当院へご相談ください。