40代女性 慢性的な上咽頭炎による咳、鼻づまり、痰の絡みの改善症例

主訴

2年前に咽頭炎にかかり肺炎を発症しました。
肺炎は良くなりましたが、その頃から咽頭炎にかかりやすくなりました。

咳が止まらず気管支炎を発症することもあるとのことでした。
先月は咽頭炎を2回起こし、良くなってからも毎朝鼻づまりと痰が絡み、イガらっぽい咳も続いていました。

本屋で上咽頭炎の本を見つけ読むと自分の症状と一致していることが多かったため、上咽頭炎かもしれないと考えました。

「上咽頭・喉・治らない」と検索し、当院のHPを見つけました。
薬を飲む生活が続いており、薬を飲む生活を改善したく鍼を受けてみようと来院されました。

症状の該当箇所のイラスト

施術内容と経過

1回目

  • 施術の写真
  • 施術の写真

首を触診すると、上咽頭炎の方特有の首のコリの他に背中のコリも見られました。
背中のコリは肺への負担がかかっていると考え、手と肘のツボに鍼をすることでコリを緩めました。

2回目

体がスッキリし、咳の回数が軽減したとのことでした。
前回の施術方針を基に施術を続けました。

5回目

咳は出なくなり、鼻づまりや痰も感じなくなりました。
現在も咽頭炎を引き起こさないよう、定期的に喉や体のメンテナンスをしながら施術を行なっています。

主に使用したツボ

緩頂R 尺前R 咳際LR

考察

咽頭炎を引き起こしたことで上咽頭に過剰な熱がこもり炎症を起こし、また肺炎を起こしたことで肺にも負担がかかっていました。

そのため、上咽頭の施術と同時に肺への施術を行ったことが、咳や鼻づまりといった症状を早期に改善した要因になったと考えられます。

お困りの方はお気軽に当院へご相談ください。

はりきゅうルーム岳 代々木上原院