50代女性 上咽頭炎による喉の痛みと声の出しにくさの改善症例

主訴

5ヶ月前に喉に違和感があり、喉がガラガラになりました。
耳鼻科へ行くと声帯がむくんでいると診断され、声を出さないよう指導されました。
仕事を休み声を使わないようにしていましたが、改善は見られませんでした。

風邪を引いてからは喉の痛みも現れ、さらに声が出しにくくなりました。

別の耳鼻科で上咽頭炎と診断され、Bスポット療法を受けることになりました。
しかし、改善が見られず、他に方法はないかと検索したところ当院を見つけました。

喉や上咽頭炎を専門的に診ているところに安心し来院されました。

症状の該当箇所のイラスト

施術内容と経過

1回目

  • 施術の写真
  • 施術の写真

首コリの自覚があるとのことでしたので診てみると、上咽頭炎特有の首コリの位置と一致しました。
コリを緩めるために手と腰のツボに鍼施術を行いました。

6回目

少し声の出は良くなりましたが、痛みが続きました。
病院でのBスポット療法と併用して施術を行なっていたため、Bスポットを中止してもらい施術を続けました。

8回目

施術の際、喉の痛みが楽になってきたと感想をいただきました。

13回目

少し声の出しにくさはあるものの、喉の痛みは消失しました。
その後も繰り返し施術をし、声も出しやすくなりました。

主に使用したツボ

緩頂R 黒紋R 背流R

考察

Bスポット療法を中止してから喉の痛みが治まった症例です。

Bスポット療法は、上咽頭部分を直接擦過(さっか)することで炎症の改善を図りますが、時に逆効果になる場合があります。
その擦過による激痛が炎症を悪化させてしまうケースがあると考えています。

当院の鍼施術は、身体のコリを緩めて血流を改善することで間接的に上咽頭の炎症を抑えます。

お困りの方はお気軽に当院へご相談ください。

はりきゅうルーム岳 代々木上原院