主訴
2019年12月30日に、左半分の顔が腫れぼったく、動かしづらい感じがありました。
翌日の朝にさらに症状が進み病院へ。顔面神経麻痺と診断されました。
発症から1週間後に耳鼻科で検査を受け、柳原法は12点と重度の麻痺と診断されました。
発症から8日後に当院に来院されました。
麻痺のため、目がつぶれず、飲み物を飲むと口からこぼれてしまう状態でした。
仕事では顧客と顔を合わせることが多く、笑顔が作れないことが一番つらいとのこと。
「元の表情を取り戻したい」と強く思い、インターネットで当院を見つけました。
喜びの声にあるビフォー・アフターの動画を見て、自分も同じように治したいと思い来院されました。
施術内容と経過
1回目
麻痺が起きている左側の首と肩に加え、アゴに強いコリがありました。
首とアゴのコリを緩めるため手に鍼施術を行い、肩のコリは整体術を使い緩めました。
早期改善を目標とし、1週間に3回以上の通院をお願いしました。
3回目
少し目が閉じるようになってきました。
初回と同じ施術を継続しました。
7回目
強くつぶれば目を閉じることができるようになり、飲み物をこぼさず飲めるようになりました。
前日に耳鼻科で再検査をし、柳原法は36点まで回復していました。
10回目
口の動きが改善してきたため、笑顔の表情を作れるようになりました。
自覚として、まぶたに力が少し入りにくいことと、口角付近にこわばりを感じる状態でした。
この頃にはアゴのコリは消失し、残っていた首の外側のコリに対して、手に鍼をして緩めました。
16回目
自覚で残っていたまぶたの力の入りづらさと、口角付近のこわばりが消失しました。
顔の動きも左右差がなくなったため、施術を終了としました。
主に使用したツボ
大久L 浦悠L 天抽L
考察
初回はアゴと首に強いコリがあり、まぶたが動かないなど麻痺が強く出ていました。
早期改善を目標とし、通院頻度を1週間に3回以上で提案し、アゴと首のコリを集中的に緩めていきました。
その結果、顔面神経にたくさん血液が送られ、順調に回復しました。
柳原法12点という重度から、わずか7回の施術で36点まで回復した、早期改善の重要なケースとなりました。
お困りの方はお気軽に当院へご相談ください。
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