40代男性 ストレスが原因の突発性難聴による耳鳴り・聞こえづらさの改善症例

主訴

9月末に左耳から「ボー」という音がしました。
病院で検査を受けると聴力に異常はなく、内服薬を処方されましたが、その後も耳鳴りや聞こえづらさが続きました。

2週間後、電車に乗っているとさらに音の聞こえが悪くなり、病院を再受診すると高音域の部分の低下が見られました。

日を追うごとに聞こえづらさが増し、生活に影響が出始めたため、強い不安に駆られインターネットで突発性難聴について調べました。

当院のホームページの、実際に改善された方の声を読み来院されました。

症状の該当箇所のイラスト

施術内容と経過

1回目

  • 施術の写真
  • 施術の写真

首や肩のコリを見ると、内耳への血流に関わる場所に顕著なコリが見られました。
背中と手のツボに鍼施術を行うとコリが緩み、少し閉塞感が楽になりました。

~10回目

週に2回の施術を繰り返し、少しずつですが耳の閉塞感が気にならなくなり、聞こえも改善してきている感覚がありました。

さらに足のツボに鍼をすることで内臓へのアプローチも加えると、5回目には耳鳴りにも変化があり、10回目にはほぼ耳鳴りを感じなくなりました。

その後も施術を続けることで、聴力検査も正常値になり、施術を終了としました。

主に使用したツボ

精霊L 黒紋L T3(3)L

考察

ヒアリングで、職場での強いストレスが体に過剰な緊張を引き起こし、頚や肩のコリが強く出たのだと考えました。

今回のようなケースでは、肉体的なアプローチだけでなく、メンタル的なアプローチも必要になります。
メンタル面と内臓の機能は関係性が強いため、同時に内臓の調整を鍼で行ったことが功を奏し、早期の回復に繋がりました。

お困りの方はお気軽に当院へご相談ください。

はりきゅうルーム岳 代々木上原院