50代男性 ラムゼイハント症候群による麻痺を、発症3ヶ月後から改善した症例

3ヶ月前に頭痛があり、脳外科や整形外科を受診しましたが異常は見られませんでした。
その後帯状疱疹が起こり、うがいができなくなりました。

皮膚科から大学病院を紹介され1週間入院。「ラムゼイハント症候群」と診断され、顔の筋電図は12％と告げられました。

医師からは3ヶ月ほどで良くなると言われたものの、一向に回復せずに月日が経ちました。
2週間前には首の痛みも現れ、「このままでは改善しないのでは」と考え、首のコリに注目している当院に来院されました。

体を触診すると、首や肩のコリが強く、顔への血流を妨げていたと感じました。
手や大腿部のツボに鍼をすることで、顔面神経に関係する首肩のコリを緩めました。

病院へ定期健診に行ったところ、前回より若干だが良くなっていると言われたとのことでした。

施術を続け、7割方動きが回復してきたとのことでした。
食事や顔のことが気にならずできるようになり、ご家族の方にも喜ばれたそうです。

さらに施術を継続し、見た目に違和感はなくなってきました。
現在は、麻痺が回復する過程で起きる共同運動があるため、その改善に向けて施術を継続中です。

頬腿R 面谷L 北翼L

発症から3ヶ月経っても顔の回復が見られなかったのは、首や肩のコリがあり、顔面神経への血流が悪くなっていたことが大きな要因と考えられます。

血流が悪く栄養が運ばれていなかったため、神経が正常に働けていませんでした。
鍼施術で首肩のコリを緩め、血流を促したことが、回復を後押ししました。

お困りの方はお気軽に当院へご相談ください。