喉の奥の痰の気になるへばりつき…

こんにちは!はりきゅうルーム岳 代々木上原院です。

普段生活をしていて、「喉(のど)の奥にいつも痰(たん)がへばりついている」「出そうとしても切れない」とお悩みではありませんか?

うがいをしてもスッキリせず、常に喉に不快感があると集中力が散漫になったり、気分まで晴れなくなってしまいますよね。実は、この「痰のへばりつき」には明確な原因があります。今回はその原因と対策について分かりやすく解説していきます!

痰のへばりつきとは?

症状の該当箇所のイラスト

「痰がへばりついて取れない」と感じる症状の多くは、実は喉の奥にある「上咽頭(じょういんとう)」という場所で起きている炎症(上咽頭炎)が原因です。

上咽頭とは、鼻の奥と喉の上をつなぐ重要な部分です。空気を吸い込む際に、ウイルスや埃などをブロックする免疫器官としての役割を持っています。

この上咽頭が風邪、ストレス、空気の乾燥、過労などで慢性的な炎症を起こすと、粘り気の強い分泌物が発生します。
この粘り気のある鼻水や分泌物が喉へ垂れ落ちてきて、上咽頭や喉の壁にしっかりと張り付いてしまうことで、「痰がへばりついて離れない」という不快な症状が引き起こされるのです。

痰のへばりつきによって起こること

上咽頭炎による痰のへばりつきを放っておくと、喉だけでなく体全体にさまざまな不調が広がっていきます。

頻繁な咳払いや痰切り へばりついた痰を取ろうとして「んっんっ」と頻繁に咳払いをしてしまい、喉や声帯を傷つけて声が枯れる原因になります。
喉のイガイガ感やつまり感 常に喉に異物があるような不快感が続き、食事がしづらくなったり会話に支障が出たりします。
自律神経の乱れ 上咽頭は自律神経と深く関係しているため、慢性的な炎症が続くと「だるさ」「不眠」「頭重感」など、全身の不定愁訴につながることもあります。

「たかが痰のへばりつき」と我慢してしまうと、心身のストレスがどんどん蓄積していってしまいます。

鍼灸(しんきゅう)でできること

  • 施術の写真
  • 施術の写真

「病院で診てもらっても異常なしと言われた」「お薬を飲んでいるけれど改善しない」という場合、東洋医学(鍼灸)のアプローチが非常に効果的です。

上咽頭炎が慢性化する背景には、首や肩の頑固なコリによる「血行不良」「自律神経の乱れ」が隠れています。

鍼灸施術では、以下のように身体の内側からアプローチしていきます。

首・肩・頭の緊張を緩める 上咽頭周辺への血流をスムーズにし、傷ついた粘膜の自己修復力を高めます。
自律神経を整える 自律神経のバランスを回復させることで、過剰な炎症反応を抑え、粘り気のある分泌物をサラサラへと導きます。

身体の循環と整流機能を高めることで、痰がへばりつきにくい健やかな状態を作り出していきます。

まとめ

切れない痰のへばりつきは、鼻の奥にある「上咽頭炎」が大きく関係しています。

無理に切ろうとして咳払いを繰り返すと、喉をかえって傷つけてしまいます。つらい症状を我慢せず、お身体の巡りを整える根本的なケアを取り入れていきましょう。

「長年の喉の不快感をなんとかしたい」という方は、ぜひお気軽に代々木上原院までご相談くださいね!

この記事の執筆者

代表 大石 竜也
はりきゅうルーム岳 代表
国家資格:はり師・きゅう師(国家資格)
アスレティックトレーナー(国家資格)
JSメソッド認定鍼灸師
Re Voiceメソッド認定鍼灸師
「耳鼻科のお役立ち情報ブログ執筆中」▶︎note

はりきゅうルーム岳 代表として臨床の最前線に立ちながら、YouTubeチャンネル登録者数50万人超の発信活動も統括。
科学的根拠と臨床経験に基づく独自メソッド「JSメソッド」「Re Voiceメソッド」の認定鍼灸師として、耳鼻科領域の施術に取り組んでいる。

医師監修

黒崎 成男先生
所属学会 資格:
日本精神神経学会専門医・指導医
日本栄養精神医学会 ▶︎Quora

上咽頭炎・後鼻漏について詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

はりきゅうルーム岳 代々木上原院