頭のぼんやりは上咽頭炎から来ている?

こんにちは、はりきゅうルーム岳 代々木上原院です。

「頭がぼんやりする」「集中したいのに考えがまとまらない」「以前より物忘れが増えた気がする」――このようなお悩みはありませんか?

こうした状態を表す言葉の一つに「ブレインフォグ」があります。今回は、ブレインフォグと上咽頭炎の関係、そして鍼灸でできることについて、わかりやすくお伝えします。

ブレインフォグとは?

ブレインフォグ(Brain Fog)は、医学的な病名ではなく、頭に霧がかかったように感じる状態を表す言葉です。

考えをまとめにくい、集中できない、物事を思い出しにくいなど、思考や注意力に関するさまざまな症状が現れることがあります。

睡眠不足やストレス、体調不良など、原因は一つとは限りません。
長く続く場合には、ほかの病気が隠れている可能性もあるため、医療機関への相談も大切です。

ブレインフォグの症状

代表的な症状としては、

  • 集中力が続かない
  • 頭がぼんやりする
  • 人の話が頭に入りにくい
  • 言葉がすぐに出てこない
  • 物忘れが増えたように感じる
  • 考えるスピードが遅く感じる
  • 疲れやすく、頭を使うとすぐに疲労する

などがあります。

「気のせいかな?」と思っていても、仕事や家事、日常生活に影響するほどつらいケースもあります。

上咽頭炎との関係

症状の該当箇所のイラスト

上咽頭とは、鼻の奥にある部分で、呼吸の通り道の一部です。この部分に炎症が続く状態を上咽頭炎といいます。

上咽頭炎では、鼻や喉の違和感だけでなく、後鼻漏、咳、頭痛、倦怠感など、全身的な不調を伴うことがあります。

上咽頭は自律神経とも関係が深いと考えられており、炎症や不快感が長く続くことで、睡眠の質や疲労感などに影響することがあります。
その結果として「頭がすっきりしない」と感じる方もいるかもしれません。

ただし、ブレインフォグの原因が必ず上咽頭炎であるというわけではありません。症状が続く場合は、耳鼻咽喉科などで原因を確認することが大切です。

鍼灸でできること

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鍼灸では、ブレインフォグそのものを直接治すというよりも、「なぜ頭がすっきりしないのか」という身体全体の状態を確認して施術を行います。

特に、睡眠の質、首や肩の緊張、自律神経のバランス、疲労感などに着目し、身体がリラックスしやすい状態を整えていきます。

また、上咽頭炎に伴って首・肩の緊張や頭重感、疲労感などがある場合には、それらの症状に合わせて鍼灸を行うこともあります。

「病院で検査をしても大きな異常はないけれど、なんとなく頭がすっきりしない」という方も、身体全体のバランスを見直すことが一つの選択肢になります。

まとめ

ブレインフォグは、集中力の低下や物忘れ、頭がぼんやりするなど、日常生活にさまざまな影響を与える状態です。

上咽頭の炎症がある場合、疲労感や睡眠などを介して「頭がすっきりしない」と感じることも考えられます。

症状の原因は人それぞれです。まずは必要に応じて医療機関で原因を確認し、そのうえで鍼灸を身体のコンディションを整える方法の一つとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

はりきゅうルーム岳 代々木上原院では、お身体の状態を丁寧に確認し、お一人おひとりに合わせた施術を行っています。

「頭がぼんやりする」「疲れが抜けない」「眠ってもすっきりしない」などのお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

この記事の執筆者

代表 大石 竜也
はりきゅうルーム岳 代表
国家資格:はり師・きゅう師(国家資格)
アスレティックトレーナー(国家資格)
JSメソッド認定鍼灸師
Re Voiceメソッド認定鍼灸師
「耳鼻科のお役立ち情報ブログ執筆中」▶︎note

はりきゅうルーム岳 代表として臨床の最前線に立ちながら、YouTubeチャンネル登録者数50万人超の発信活動も統括。
科学的根拠と臨床経験に基づく独自メソッド「JSメソッド」「Re Voiceメソッド」の認定鍼灸師として、耳鼻科領域の施術に取り組んでいる。

医師監修

黒崎 成男先生
所属学会 資格:
日本精神神経学会専門医・指導医
日本栄養精神医学会 ▶︎Quora

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