顔面神経麻痺になり人前に立つことが嫌になったが、TV出演することも気にならなくなるまで回復した

お客さま

40代 女性 サービス業

来院

2019年4月

症状と来院理由

来院2週間前、朝食の味がいつもより薄く感じた。その後、食事の味がしなくなり、右の顔がひきつり話しにくくなった。

自宅近くの耳鼻科で診察してもらうと「ベル麻痺」と診断され、すぐに別の病院を紹介された。入院をし、ステロイド治療で少し回復傾向になるが、このままでは仕事に行けない。退院後もシャワーで目がしみたり、口が動かず話しにくさがある。味覚も戻らず、何を食べても味がしない。

回復には1年ほどかかるかもしれないと医師に言われた。

仕事で人前に立つことが多く、近々TVに出演する機会もありこのままでは仕事を続けられないことからどうにか早く改善させたいと当院に来院された。

施術内容と経過

顔の動きに関わる頚のコリが見られた。手に鍼をすると頚のコリが緩み、顔が少し動かしやすくなった。

2診・3診と施術を続けると、目が閉じれるようになりシャワーで目がしみらなくなった。口も動かしやすく話しやすい。

4診目、ウインクができるようになり、味覚も徐々に戻ってきた。

6診目、見た目はほぼ改善している。頬を膨らませると少し鼻の下が少し左に傾く程度になった。TV出演も顔のことを気にすることなく終えれたと嬉しい報告があった。

その後も来院ペースをあけながら施術を続け、後遺症なく元の状態に回復したため施術を終了した。

主に使用したツボ

面谷R  六谿R 張楊R

考察

初回の施術から順調に回復し後遺症を残さず施術を終えることができた。発症から2週間で、頚や肩のコリに注目し施術を行うことができたことで早期に改善した。

また、日常的にできることへ尽力してくれたことも後遺症を残さず終えることができた要因である。

 

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