帯状疱疹から発症しやすい顔面神経麻痺

お客様

40代 男性 自営業

症状と来院理由

2/20、突然口が歪み、目がしみる感じがあった。ネットで口の歪みについて調べると「帯状疱疹が原因かもしれない」と疑った。もともと帯状疱疹を発症しやすく、薬を常備していたので服用した。

2/22、口の歪みは改善せず、まぶたが閉じなくなるなど悪化傾向にある。耳鼻科へ行くと「中程度の顔面神経麻痺」と診断され、大学病院を紹介された。薬を服用し様子を見るよう言われる。しかし、日が経つにつれ顔の歪みが悪化している。

仕事に支障が出ておりこのままではまずいと考えた。ネットで検索すると当院のホームページの症例数の多さ、専門性という理由から来院された。

施術内容と経過

初回、顔の状態が悪化傾向にあるため、顔面神経の炎症が強いと判断した。まずは炎症を引かせるよう施術をすると施術後、顔の軽さを少し感じた。

2回目、前回より目が少し軽く感じ仕事がしやすいとのこと。悪化傾向がなくなったため、顔面神経への血流を阻害している首や肩のコリに注目し施術を行った。

7回目、日に日に回復しており、食事で麺がすすれるようになった。

12回目、本人的にはほぼ全快している。その後、細かな麻痺を残さないよう数回施術をし、終了とした。

主に使用したツボ

後谿R 外谷R 尺沢R

考察

顔面神経麻痺の発症後は、神経の炎症が強く症状が悪化する傾向にある。この時期を少しでも短くすることで予後に良し悪しに違いが出る。状態を見極め適切な施術を行う事が大切である。

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