お客様
50代 男性 事務職
来院
2019年6月
症状と来院理由
3ヶ月前に頭が痛くなり、脳外科を受診しMRI検査を行うが異常は見られなかった。次に整形外科を受診しレントゲンを撮るが異常はみられなかった。その後帯状疱疹が起こりうがいができなくなった。皮膚科を受診すると、大学病院を紹介され1週間入院することになった。ラムゼイハント症候群と診断され、顔の筋電図は12パーセントと言われた。
3ヶ月ほどで良くなると医師から言われたが一向に回復せずに月日が経った。2週間前には首の痛みもありこのままでは改善しないのではと考え、首のコリに注目している当院に来院された。
施術内容と経過
体を触診すると、首や肩のコリが強く顔への血流を妨げていたと感じた。手や大腿部に鍼をすることで顔面神経に関係する首肩のコリを緩めた。
5回目、病院へ定期健診に行くと前回より若干だがよくなっていると言われたとのこと。
その後も施術を続け、15回目には7割方動きが回復してきたとのこと。食事や顔のことが気にならずできるようになり家族の方にも喜ばれたとのこと。
さらに施術を続け、32回目には見た目に違和感はなくなってきた。
現在は共同運動が起きている箇所を改善するため施術を継続中。
使用した主なツボ
頬腿R 面谷L 北翼L
考察
3ヶ月経っても顔の回復が見られなかったのは、首や肩のコリがあり顔面神経への血流が悪くなり、栄養が運ばれなかったと考えられる。栄養が運ばれていなかったため神経が正常に働けていなかったことが原因になっていた。
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