お客様
30代 男性 美容師
来院
2019年5月
症状と来院理由
去年の冬に風邪を引き、治った後も喉の痛みが残った。耳鼻科へ行くと副鼻腔炎だと診断された。薬を服用するも喉の痛みは変わらず、他にも痰がへばりついた感じや動悸、息苦しさが気になる。
ネットで症状について調べると上咽頭炎ではないかと考えた。Bスポット療法をやっている病院に行くと上咽頭炎と診断された。
1年ほど通い、最近はBスポットをやると喉の痛みと痰の量が軽減するが、日にちが経つと悪化する。仕事の際、痰がからみ息苦しく辛いためどうにか完治させる方法はないか調べ、当院に来院された。
施術内容と経過
上咽頭炎特有の首のコリが見られた。また息苦しさがあることから腹部の緊張も見られた。双方に関わる手のツボに鍼をすることで頸コリ、腹部の緊張が解けた。術後から呼吸がしやすくなったとのこと。
2~3回目には、痰のへばりついた感じが減っている感じがするとのこと。
4~9回目、息苦しさや動悸はなく、痰のへばりついた感じもほとんどない。上咽頭の部分につまったような違和感がある程度になった。
10~15回目、違和感はなく日によって少し痰のへばりつき感じる程度になった。
その後、さらに症状が改善しており、生活で気にすることはなくなっている。
主に使用したツボ
上項R 呼谷R 基衝R
考察
上咽頭炎の原因の背景には熱の問題が隠されている。Bスポット療法では熱の問題を解決することが難しいため、日にちが経つと症状が戻ってしまう。根本的に解決するためには、頸コリを繰り返し取り去ることで、熱を循環させることが重要である。
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