上咽頭炎を発症してから声が響かなくなり気持ちよく歌えなくなった

お客様

20代 男性 会社員

来院

2019年4月

症状と来院理由

1年前、喉風邪を引いてから声がカスカスになり喉と声の調子が戻らなくなった。その頃から後鼻漏があり、頭が重く、睡眠が浅く疲れが取れにくくなった。

ネットで症状調べると上咽頭炎かもしれないと思い、Bスポットを行なっている耳鼻科を受診した。Bスポットは始め、3~4ヶ月ほどで声は出しやすくなったが歌を歌ったり声を張り上げると喉が気になり趣味のカラオケに行っても楽しめない。また後鼻漏や頭の重さ、睡眠が浅い感じは残る。

このまま良くなっていくのかBスポットだけでは不安になり、他の方法を探した。インターネットで探したところ職場から近く上咽頭炎を専門としている当院のHPを診て来院された。

 

施術内容と経過

上咽頭炎の方に特徴的な頸のコリを緩めることを目的に鍼をした。

3回目の診察の際、頭の重さが軽くなり、声の調子が少し良くなっている感じがあった。

7回目、後鼻漏を気にする時間が減り、さらに声を出しやすくなっている。少しずつ改善しているのを実感できているとのこと。

11回目、症状は9割方良く、睡眠も深くなり疲れも取れやすいのが実感できている。喉の違和感もなくなりカラオケに行って気持ちよく歌えているとのこと。

現在も調子をみながら通院中。

主に使用したツボ

上項R 泉項L 交山L

考察

上咽頭の部分に炎症が起こると、その部分に鼻水が作られる。上咽頭に鼻水があることで声が響かなくなり喉に違和感が出ることが多い。また上咽頭の部分は自律神経との関わりが強く、頭の重さ、睡眠の障害が併せて出たのだと考えられる。

上咽頭炎・後鼻漏について詳しくはこちら

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