上咽頭炎が治らない原因は、首のコリにあり

お客様

40代 男性  職業 公務員

来院

2019年 10月

症状と来院理由

2018年2月に風邪を引いてから、調子の悪さが続いている。
仕事は続けていたが、全身の倦怠感、関節痛、動悸が続く様になり、起きているのが辛く、
5月からは出勤が週に1回になり、8月から休職した。
複数の病院で検査を行うも、異常なしと言われた。
ネットで上咽頭炎を疑い、Bスポット治療をはじめた。
2019年2月、一時的に調子がよくなったが、3月に再び調子が悪くなる。
8月には少し調子が戻り、仕事に戻れるかと思ったが、9月に入るとまた調子を崩した。
来院時は、休職をした時の一番悪い状態に戻り、今のままでは仕事に復帰できない。

治療内容と経過

初診時

全身倦怠感、関節痛、朝の動悸、鼻と喉の奥(上咽頭部)の腫れた感じを強く訴えていた。

その他に、鼻水、後鼻漏、頭痛の症状もある。

気圧が下がる時は、上記の症状がさらに悪化する。

 

触診をすると、上咽頭部の炎症の熱を、全身に下げていくことを妨げる原因となる、コリが首にあった。

首のコリを緩めるため、手足に鍼をした。

首のコリが緩んだことが確認できた。

 

3回目(初診から2週間後)

2回目の治療直後に、全身倦怠感が減り、楽だと感じた。

また、台風による気圧の低下で、悪化しなかった。

朝の動悸はまだ継続して起こる。

 

初診時同様、手足に鍼をした。さらに首のコリを緩めるため、腰への鍼を加えた。

 

8回目(初診から1ヶ月半)

今までで一番調子が良かった。

全身倦怠感、関節痛、上咽頭部の腫れを感じることがかなり減った。

朝の動悸は継続している。

 

初診時とは別の首のコリを緩めるために、手と背中に鍼をした。

 

14回目(初診から2ヶ月後)

全身倦怠感、関節痛、上咽頭部の腫れをほとんど感じなくなった。

加えて、鼻水、後鼻漏、頭痛症状も減っている。

1週間後から、休んでいた仕事が通常勤務で復帰することとなった。

 

手足と背中に鍼をして、首のコリを緩めた。

 

15回目(前回から1週間後)

症状は落ち着いている。

今回は、朝の動悸が起こらない日があった。

 

前回同様のツボに鍼をして、首のコリを緩めた。

 

症状がかなり改善しているが、完治を目指し治療を継続している。

主に使用したツボ

漏円L 殷尾L 上呉L

考察

この患者の、上咽頭炎による症状は、自律神経症状を併発してしまっている重度の状態であった。

首のコリを徹底的に緩める治療を続けた。その結果、今では職場復帰を果たすまで回復した。

首のコリが、上咽頭炎を治りにくいものとさせていると考察できる。

上咽頭炎・後鼻漏について詳しくはこちら

上咽頭炎・後鼻漏

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