お腹を整えることで改善した、上咽頭炎の症状

お客様

30代 女性 職業 声優

来院

2019年 11月

症状と来院理由

来院の数年前から、病院で上咽頭炎と診断された。

病院ではBスポット治療を10回以上受けた。ある程度までは改善するが、時間が経つと症状が戻ってしまうの繰り返しだった。

また、風邪を引くたびに症状がぶり返す。

 

症状は鼻の奥のヒリヒリする痛みと、後鼻漏が辛いと訴えていた。

また、上咽頭炎を患ってから、声がかすれやすいため、仕事に支障をきたさないかいつも不安を感じている。

1ヶ月ほど前に風邪を引いてから、鼻の奥のヒリヒリする痛みと、後鼻漏、声のかすれがひどくなってしまい、改善しないため来院した。

 

 

治療と経過

初診時

鼻の奥のヒリヒリする痛みと、時折ムズムズする感覚、後鼻漏、声のかすれを訴えていた。

触診をすると、上咽頭炎に関連する首のコリがあった。

首のコリを緩めるために手足に鍼をした。

首のコリが緩むのを確認できた。患者本人の自覚症状(ヒリヒリとムズムズ)が減弱した。

 

3回目(初診から2週間後)

5日前に風邪を引いてしまい、後鼻漏の症状が悪化した。

引き続き、首のコリを緩めるために、手足のツボに鍼をした。

風邪の影響で、鼻の炎症が強かったため、消炎のツボにも鍼をした。

 

5回目(初診から4週間後)

鼻のヒリヒリする痛みと、ムズムズは感じない日があった。

後鼻漏も減ってきている。

首のコリは、少なくなってきている。

お腹の張りは上咽頭炎に関連するため、触診をしたところ張りが確認できた。

お腹の張りを緩めるツボに鍼をした。

お腹が張らないために、食事の注意点を指導をした。

 

6回目(初診から5週間後)

鼻のムズムズを感じなくなった。

残っている首のコリを緩めた。

前回、お腹の張りを緩めた後、ムズムズが少なくなったと自覚した。

今回も、お腹の張りを緩めるツボへ張りをした。

食事の指導も引き続き行った。

 

9回目(初診から2ヶ月後)

全ての症状がない日が出てきた。

今週は今までで一番調子がよかった。

声のかすれはほとんど感じない。

 

引き続き、まだ少し残っている首のコリを緩めるツボと、お腹を緩めるツボに、鍼をした。

 

症状が完全になくなるよう、完治に向けて現在も治療を続けている。

 

 

主に使用したツボ

漏鼻L 上陰道R 湧成L

考察

上咽頭炎の治療で大切なことは、熱の循環を整えることである。

首のコリを緩めることも、お腹の張りを緩めるのも、熱の循環が滞らないようにするためである。

患者の体のコリが緩んで、熱の循環の滞りが少なくなり、一気に改善に向かったと考えられる。

上咽頭炎・後鼻漏について詳しくはこちら

上咽頭炎・後鼻漏

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