お客様
60代 女性 主婦(兼)司書
来院
2019年4月
症状と来院理由
去年の1月、鼻がつまり声が出なくなった。耳鼻科へ行くと蓄膿症と診断され、抗生物質を服用した。鼻はすっきりし楽にはなったが、上顎に違和感・痰のへばり付きを常に感じるようになった。
今年の5月、花粉症が終わる頃、上顎の違和感・痰のへばり付きが増悪。上顎の裏にヒリヒリと強い痛みを常に感じる。夜もその痛さで目が覚めてしまい辛い。
他の耳鼻科へ行くと上咽頭炎と診断されBスポットを行う。あまりの痛みに治療が継続できず、他の方法を探し、上咽頭炎を専門としている当院に来院された。
施術内容と経過
上咽頭炎と関連の深い頚のコリに触れると圧痛がみられた。腕に鍼をすることで頚のコリを緩めた。
2診目、上顎の裏にあったヒリヒリした痛みが消失。痰も7割ほど軽減した。その後も施術を繰り返すと、痰のへばり付きが軽減。
5回ほど施術を繰り返すと、今まで感じていた症状はなくなった。調子が良好のため施術を終了した。
主に使用したツボ
項際R 横衝R 泉項R
考察
上咽頭炎と関連の深い頚のコリを取ることで、すぐ様症状が好転した。普段からご自身も頚が腫れていると感じており気になっていたとのこと。症状がなくなるとともに腫れ感も消失したため関連性の高いものだったと考えられる。
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