上咽頭炎と睡眠の関係

はりきゅうルーム岳 代々木上原院です。

「しっかり寝ているのに、朝になると喉の奥が痛い」「寝起きに鼻の奥が乾いている」「夜になると喉の違和感が気になる」このような経験はありませんか?

上咽頭は、鼻の奥から喉につながる場所にあり、呼吸の通り道でもあります。上咽頭に炎症があると、鼻の奥の違和感や喉の痛み、後鼻漏、痰が絡む感じなどが気になることがあります。

睡眠中は、自分で「口が開いている」「鼻が詰まっている」と気づくことができません。そのため、日中は鼻呼吸をしていても、寝ている間に口呼吸になっていると、乾いた空気が喉や鼻の奥を通り、粘膜への負担につながることがあります。また、鼻づまりがある場合は、口呼吸になりやすく、いびきにつながることもあります。

つまり、上咽頭の違和感がある方は、「何時間寝たか」だけでなく、「どのような状態で寝ているか」にも目を向けることが大切です。

症状の該当箇所のイラスト

寝ている間に鼻の奥で起こること

眠っている間は、体が休息モードに切り替わり、喉の周囲の筋肉も日中より緩みます。さらに、鼻づまりなどがあると空気の通り道が狭くなり、口呼吸やいびきにつながる場合があります。

朝起きたときに「喉がカラカラ」「鼻の奥が痛い」「何度も咳払いをしたくなる」という場合には、睡眠中の呼吸や室内環境が関係している可能性があります。

まずできることは、寝室の乾燥を避けること、就寝前に水分をとること、鼻づまりがある場合はその原因を放置しないことです。また、毎日の睡眠時間を確保し、できるだけ規則正しい生活を心がけることも大切です。寝る直前までスマートフォンを見続ける、夜更かしを繰り返すなど、睡眠のリズムが乱れている場合は、まず就寝・起床時間を整えるところから始めてみましょう。

ただし、強いいびき、睡眠中の呼吸が止まる、息苦しそうに目が覚める、日中に強い眠気があるといった場合は、上咽頭炎だけでなく睡眠時無呼吸など別の原因が隠れていることもあります。気になる症状が続く場合は、耳鼻咽喉科などの医療機関に相談しましょう。

まとめ

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上咽頭炎と睡眠は、切り離して考えることができません。上咽頭の炎症そのものが睡眠を妨げることもあれば、鼻づまりや口呼吸、乾燥などによって、寝ている間に鼻や喉へ負担がかかることもあります。

「朝になると症状が強い」「寝てもスッキリしない」「喉の奥の違和感が長く続いている」という方は、症状だけを見るのではなく、睡眠中の呼吸や生活環境も一度見直してみましょう。

この記事の執筆者

代表 大石 竜也
はりきゅうルーム岳 代表
国家資格:はり師・きゅう師(国家資格)
アスレティックトレーナー(国家資格)
JSメソッド認定鍼灸師
Re Voiceメソッド認定鍼灸師
「耳鼻科のお役立ち情報ブログ執筆中」▶︎note

はりきゅうルーム岳 代表として臨床の最前線に立ちながら、YouTubeチャンネル登録者数50万人超の発信活動も統括。
科学的根拠と臨床経験に基づく独自メソッド「JSメソッド」「Re Voiceメソッド」の認定鍼灸師として、耳鼻科領域の施術に取り組んでいる。

医師監修

黒崎 成男先生
所属学会 資格:
日本精神神経学会専門医・指導医
日本栄養精神医学会 ▶︎Quora

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