上咽頭炎かな?自分でセルフチェック

はりきゅうルーム岳 代々木上原院です。

「喉の奥に違和感がある」「風邪は治ったはずなのに咳払いが止まらない」「なんとなく身体がだるい」といった不調が続いていませんか。
病院で検査をしても「異常なし」と言われ、原因がわからず悩んでいる方が近年とても増えています。

その長引く不調、もしかすると「上咽頭炎(じょういんとうえん)」が原因かもしれません。

今回は、上咽頭炎の基礎知識と、ご自身で確認できるセルフチェックシートをご用意しました。心当たりのある方は、ぜひ確認してみてください。

上咽頭炎とは

症状の該当箇所のイラスト

上咽頭とは、鼻の奥の突き当たり、喉の上のあたりに位置する部位です。呼吸をする際、空気と一緒に吸い込んだ細菌やウイルス、埃などを最初にブロックする、身体のフィルターのような役割を担っています。

この上咽頭の粘膜に炎症が起きている状態を「上咽頭炎」と呼びます。かぜなどをきっかけに急激に起こる急性上咽頭炎と、軽度の炎症が数週間から数ヶ月以上もくすぶり続ける「慢性上咽頭炎」があります。

特に注意したいのが慢性上咽頭炎です。上咽頭の周辺には自律神経(特に副交感神経や迷走神経の枝)が密集しているため、ここに慢性的な炎症が続くと、喉の局所的な症状だけでなく、自律神経の乱れによる全身の不調(倦怠感、頭痛、不眠、胃腸の不調など)を引き起こすことが大きな特徴です。

セルフチェックシート

当てはまる項目があるかチェックしてみましょう。

  • 喉の奥や鼻の奥が乾燥したり、ヒリヒリと痛むことがある
  • 鼻水が喉の奥へ垂れて落ちる感覚(後鼻漏)がある
  • 喉に何かが引っかかっているような違和感や異物感がある
  • 痰が絡みやすく、無意識に咳払いを繰り返してしまう
  • 朝起きたときに声がかすれて出にくい
  • 首や肩のコリがひどく、特に後頭部から首の付け根が重い
  • 十分に寝ても疲れが取れず、全身のだるさが抜けない
  • こめかみや頭の後ろが締め付けられるような頭痛が起きやすい
  • 微熱っぽい感覚や、身体のほてりが続いている
  • 胃の不快感や動悸、めまいなど、原因のわからない不定愁訴がある

【チェック結果の目安】

1〜2個

一時的な乾燥や疲労の可能性があります。鼻うがいや加湿を意識しましょう。

3〜5個

軽度〜中程度の上咽頭炎の疑いがあります。無理をせず身体を休めましょう。

6個以上

慢性上咽頭炎が進行している可能性があります。専門的なケアをおすすめします。

  • 施術の写真
  • 施術の写真

上咽頭炎は、首・肩の強い筋緊張による血流障害や、自律神経の乱れ、免疫力の低下が重なることで慢性化しやすくなります。耳鼻咽喉科でのBスポット治療(EAT)などで改善しきらない場合、首や自律神経まわりの血流を東洋医学的な鍼灸アプローチで整えることも効果的な選択肢の一つです。

「もしかして上咽頭炎かも」と感じる方は、我慢せずにお気軽にご相談ください。

この記事の執筆者

代表 大石 竜也
はりきゅうルーム岳 代表
国家資格:はり師・きゅう師(国家資格)
アスレティックトレーナー(国家資格)
JSメソッド認定鍼灸師
Re Voiceメソッド認定鍼灸師
「耳鼻科のお役立ち情報ブログ執筆中」▶︎note

はりきゅうルーム岳 代表として臨床の最前線に立ちながら、YouTubeチャンネル登録者数50万人超の発信活動も統括。
科学的根拠と臨床経験に基づく独自メソッド「JSメソッド」「Re Voiceメソッド」の認定鍼灸師として、耳鼻科領域の施術に取り組んでいる。

医師監修

黒崎 成男先生
所属学会 資格:
日本精神神経学会専門医・指導医
日本栄養精神医学会 ▶︎Quora

上咽頭炎・後鼻漏について詳しくはこちら

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